【経歴】
平成5年3月、東海大学医学部卒業
平成5年より3年間、胃腸科・一般外科を鍛練し、
平成8年より一般的な皮膚科診療をはじめ、内科・アレルギー科と患者様に接している。
夏本番!外の陽射しも強くなり、日焼けが気になる季節になりましたね。
海やプール、旅行などで日焼けをしてしまった皆様。紫外線による皮膚炎にサンバーン(紅斑)とサンタン(色素沈着)があります。その他、薬剤性光線過敏症などがあります。
日焼けをそのままにしていると、シミやそばかすの原因となります。日焼けをしてしまったら、身体の外側と内側の両方からお手入れをしていくことが大切です。
肌表面についた化粧や汚れをキレイに洗った後、しっかりと保湿をしましょう。
保湿の際のポイントは、保湿成分を肌に確実に届けることと、お手入れ後も肌を乾燥させないようにすることです。コットンに滴るくらいの化粧水をしみこませ、肌にのせてそのまま5〜10分ほど置きましょう。使用する化粧水は、高保湿用を選ぶと良いでしょう。肌に刺激を感じる時は、敏感肌用のものに切り替えてみてください。フェイスマスクを使うのもオススメです。
そして、化粧水などのローションパック後は保湿クリームをしっかり塗りましょう。保湿した肌にクリームで蓋をして、水分を閉じ込めましょう。肌を乾燥させないように、化粧水と保湿クリームでのカバーをしっかりとおこないましょう。
以上のように自分に合ったスキンケアが一番です。
また、痛みなどの症状がなくなり、色素沈着のみ残ってしまった場合には、美白成分の入った化粧品などを追加すると良いです。ビタミンC誘導体、プラセンタ、トラネキサム酸、アスタキサンチン、アルブチン、ハイドロキノンなど美容液やクリームなど様々あります。時に合わないものもありますので、ご注意くださいね!
前述のように日焼け直後は、美白ケアを直接肌にはできませんが、身体の中からの美白はすぐにでもスタートしましょう。美白ケアに有効なのは、ビタミンCです。
ビタミンCには、次のような効果があります。
ビタミンは、食事で摂れるのが一番良いですが、サプリメントで補うのも良いと思います。
紫外線対策をおこなうことはもちろん大切ですが、日焼けをしてしまったら、身体の外側と内側からケアをして美肌をキープしましょう。
それでは皆様、うっかり日焼けと体調には気を付けて楽しい夏を満喫してくださいね!