12月に入り、今年も早いもので残り1ヶ月となりましたね。
皆様、やり残したことはありませんか?慌ただしく過ぎて行く12月ですが、残り1ヶ月も充実した日を送りましょう!
さて、徐々に寒さが厳しくなってきましたが、皆様「冷え」対策は大丈夫でしょうか。
冷え対策には様々な方法がありますが、今回は食材についてご紹介していきましょう。
身体を冷やす食材と、身体を温める食材について知っていると、これからの冷え対策につながりますよ!
毎日の食事に身体を温める食材を取り入れてみましょう。
身体を冷やす食材は、地上に育つ性質があり、温かい季節や温かい気候の国で育つ性質があります。
身体を冷やす食材としては、
・野菜:きゅうり、トマト、なす、セロリ、アスパラガス、レタス、もやし、おくら、ほうれん草など
・果物:スイカ、メロン、イチゴ、柿、梨、マンゴー、パパイア、パインアップル、バナナなど
・調味料:上白糖、甘味料、化学調味料、精製塩など
・その他:冷凍食品、缶詰、防腐剤や添加物の入った食品など
身体を温める食材は、地下で育つ根菜類などがあり、寒い季節や寒い国で育つ性質があります。
身体を温める食材としては、
・野菜:根菜類(たまねぎ、レンコン、ゴボウ、かぶ、にんじん、イモ類)、しょうが、かぼちゃ、にら、にんにく、ねぎ、大根、豆類など
・果物:りんご、さくらんぼ、ぶどう、プルーン、みかんなど
・動物性食品:卵、チーズ、レバー、あさり、赤身の魚など
・調味料:粗塩、醤油、味噌、黒砂糖、はちみつなど
・その他:ゴマ、栗、唐辛子、黒豆、小豆、ピーナッツなど
野菜には冷え性に効果のあるビタミンC・E、食物繊維が豊富に含まれています。血行不良や冷えを増長する便秘も解消してくれます。
特に、身体を冷やす野菜を食べたい時は、煮物やスープ、温野菜にして食べましょう。今の時期は、鍋にして食べるのもおすすめです!
良質のたんぱく質は自律神経と体温調節の働きを正常にします。
体温をゆっくり上昇させ、身体の中から温める効果があります。
黒豆や小豆、ひじきなどの黒に近い色をしているものは身体を温めます。また、白米より玄米、緑茶より紅茶、白ごまより黒ごま、白砂糖より黒砂糖など、色の濃いものの方が身体を温めます。
冷たいデザートは、血行を悪くし体温調節や自律神経の働きを低下させるので注意!
また、果物には一般に身体を冷やす作用があります。例外として、りんご、さくらんぼ、ぶどう、プルーンなどは身体を冷やさない果物です。
本格的な寒い季節に向けて、ぜひ参考にしてみてくださいね!
ただし、身体を温める食材だけを摂れば良いというわけではありませんので、身体を冷やす食材も調理方法を工夫してバランス良く食べるようにしましょう!
また、運動などで身体を動かすことも必要です。循環・代謝を良くして、上手にダイエットにも役立てられるといいですね。
これから年末年始のイベントなどでカロリーを多く摂りがちになりますが、うまく取り入れてみてください。
バタバタと何かと忙しい12月。体調を崩して寝込んでしまうことのないように、身体の中から温めて元気に過ごしましょう!
今年の「美容豆知識」も最後となりました。一年間ありがとうございました。
来年も役に立つ情報をお送りしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
またこの場をお借りしてスタッフの方々、関係者の皆様にも大変お世話になりありがとうございました。
来年もお客様に応えられるサービスを一緒に提供できるように頑張りますので、よろしくお願い申し上げます。
本当に一年間ありがとうございました。来年も引き続きよろしくお願い申し上げます。
それでは皆様、良いお年をお迎えください。
【経歴】
平成5年3月、東海大学医学部卒業
平成5年より3年間、胃腸科・一般外科を鍛練し、平成8年より一般的な皮膚科診療をはじめ、内科・アレルギー科と患者様に接している。