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リセルクリニック:院長コラム Dr.Moriの○○な話

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vol.38『梅雨時期の美容対策』

早いもので6月に入り、初夏の陽気ですね。それと同時に、梅雨が始まるこの時期は、じめじめした日も多く、何かとストレスを感じやすいですね。
皆様は、梅雨時期になると身体の不調を感じることはありませんか?梅雨は、湿度が高くなったり気圧が下がったりして身体にさまざまな影響が現れます。
身体が怠い、気持ちが落ち込む、肌の調子が悪い、髪の毛がうねってまとまらない、むくみやすいなど特にこの時期に不快な思いをされている方も多いはず。
今回は、梅雨時期を上手に乗り切る美容対策(美肌対策・むくみ対策)についてご紹介いたします。

●肌の調子が悪いと感じている方

梅雨時期は湿気が多く、肌がべたついたり、化粧が崩れやすいなど感じる方も多いと思います。
肌には、50〜60%くらいの湿度が理想と言われていますが、梅雨時期の湿度はそれ以上になります。整った状態の肌は、程良い汗と皮脂がひとつとなり、皮脂膜として肌を守ってくれますが、湿度が高いと、皮膚から汗が蒸発しにくく、肌表面に溜まりやすくなります。
また、過剰に分泌された皮脂によって肌に汚れが溜まりやすくなり、べたつき、テカり、化粧崩れを引き起こします。

≪美肌対策≫

◎肌を清潔に保ちましょう
日中は湿ったタオルで肌を軽く押さえたり、ミストローションを顔全体にかけティッシュでオフして肌を清潔にしておきましょう。ミストをかけたままですと逆に乾燥が強くなってしまいます。

◎保湿して肌を整えましょう
肌がべたつくからと言って化粧水だけで肌を整えるのはおすすめできません。肌のべたつきは、前述の通り皮脂の過剰分泌が原因ですので、水分と油分のバランスを整えることが大切です。化粧水だけでなく、水分を肌の内側に閉じ込めるためにセラミドなどの保湿成分や乳液などを使用して肌を整えましょう。

◎ファンデーションの厚塗りに気をつけましょう
皮脂そのものをコントロールするのも大切ですが、化粧崩れしやすい部分にファンデーションを厚塗りしないということもポイントです。皮脂が多く出やすいTゾーンや小鼻、口もとや目の周りなど表情によって動きやすいところは、崩れやすくシワも深く見えがちです。このような化粧崩れしやすい部分にはファンデーションは薄くのせるようにしましょう。また、ファンデーションをとる時はこすらないように気をつけてください。こすりすぎると肌を傷をつけたり、シワの原因となってしまいます。

●脚がむくみやすいと感じている方

湿度が高いと、体内の水分代謝を滞らせる原因になります。私たちの身体は汗をかくことで体温を調節していますが、梅雨時期のように外の空気が湿っていると、汗が皮膚の表面から蒸発しにくくなります。すると体内の熱がうまく発散できず、体調を崩すきっかけになります。こうした状況が続いてしまうと体内の水分代謝が滞ってしまい、むくみを感じてしまいます。

≪むくみ対策≫

◎お風呂にゆっくり浸かりましょう
暑いからといってシャワーだけで済ませるのではなく、ゆっくりお風呂に浸かって体内に溜まった水分を汗と一緒に体外に排出することが大切です。また、ストレス発散のためのリラクゼーションにもなります。

◎むくみ解消に効果のある食品を積極的に取りましょう
積極的に摂りたい栄養素は、塩分を体外に排出させる働きのあるカリウムやカルシウム、代謝を活発化させるビタミンB群です。これらを多く含む食品を積極的に取りいれてみましょう。

・カリウムの多い食品:バナナ・じゃがいも・りんごなど
・カルシウムの多い食品:牛乳・チーズなど
・ビタミンB群の多い食品:豚肉・豆腐など

◎適度な運動をしましょう
デスクワークが多い方などは特に同じ姿勢の状態が続きます。そうすると循環が悪くなって代謝も悪くなります。通勤で少しでも歩くことや座っていても足首を動かしてひざから下の筋肉を動かすように心がけましょう。

美肌対策、むくみ対策で心も身体もリフレッシュして、じめじめとした梅雨を上手に乗り切りましょう!

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リセルクリニック

リセルクリニック
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リセルクリニック院長
盛 隆之渋谷区広尾にあるセレブ御用達の『リセルクリニック』。
美容のエキスパートとして、身体の内側からケアをし、細胞を再生していくことで健康的な肌をつくることで、たくさんの女性から支持されているクリニックです。
そしてこの度、リフィートの顧問医師としてお迎えすることができました。
リセルクリニック盛院長からの『美容と健康』の情報をお届けいたします。

【経歴】
平成5年3月、東海大学医学部卒業
平成5年より3年間、胃腸科・一般外科を鍛練し、平成8年より一般的な皮膚科診療をはじめ、内科・アレルギー科と患者様に接している。