2月は、バレンタインデーもあり、あちこちでチョコレートが販売されていますね。
今では、友達や自分用にもチョコレートを用意する人も多くなっているようですね。
この時期はいつも以上にチョコレートを口にする方も多いのではないでしょうか。
チョコレートは、食べるとおいしいのはもちろんですが、なんだかホッと落ち着いたり、1つ食べただけでも満足して食事の食べ過ぎ防止につながるなど、色々な嬉しい効果を感じたことはありませんか?
今回は、チョコレートの効果についてご紹介していきましょう。
チョコレートには、様々な嬉しい効果をもたらしてくれる
「カカオポリフェノール」と「カカオプロテイン」という成分が含まれています。
チョコレートに含まれているカカオポリフェノールには、
・がんや動脈硬化などの病気の原因を引き起こす活性酸素の働きを抑える抗酸化作用
・活性酸素の働きを抑えることによって、アレルギーの予防・軽減効果
・ストレスホルモンの分泌を抑え、ストレス予防・緩和効果
・集中力や記憶力を高め、老化防止に効果
以上の効果なども注目されています。
チョコレートに含まれるカカオプロテインには、
・難消化性の性質があり、便通改善効果
が期待できることが新たな研究で明らかになってきています。
その他、ポリフェノールやフラボノールにより、美容と健康にも効果的です。
チョコレートの甘い香りが、集中力と記憶力を高める効果もあり、ストレス緩和による肌荒れ予防などにも有効です。
このようにチョコレートには、健康や美容に良い効果がたくさんあります。
チョコレートは高カロリーですが、それは砂糖とカカオバターによるものです。注意すべきは砂糖の摂取で、カカオバター自体の脂肪は溜まりにくく、また、カカオ含有量60〜70%以上のチョコレートを1日50g前後を目安に食べるとダイエットにも効果的です。チョコレートには脂肪分解の働きもあります。
チョコレートばかり食べてカロリーコントロールをして食事を抜くことは、もちろんNGですよ!
3食きちんとバランスのとれた食事をすることが大前提です。
【経歴】
平成5年3月、東海大学医学部卒業
平成5年より3年間、胃腸科・一般外科を鍛練し、平成8年より一般的な皮膚科診療をはじめ、内科・アレルギー科と患者様に接している。