自分。変わる。脚やせ


リセルクリニック:院長コラム Dr.Moriの○○な話

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vol.1 セルライト  |   vol.2 水分  |   vol.3 免疫力  |   vol.4 汗をかくことの重要性
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vol.10 お正月太り解消  |   vol.11 冷え  |   vol.12 自律神経  |   vol.13 内臓脂肪
vol.14 五月病  |   vol.15 梅雨の過ごし方  |   vol.16 紫外線対策  |   vol.17 日焼けのお手入れ
vol.18 食欲の秋の過ごし方  |   vol.19 基礎代謝  |   vol.20 宴会シーズンの心得
vol.21 体脂肪率と筋肉量  |   vol.22 乾燥対策  |   vol.23 花粉症対策  |   vol.24 腸内環境
vol.25 ターンオーバー  |   vol.26 美肌対策  |   vol.27 肉割れ
vol.28 カロリー控えめ食品(飲料)  |   vol.29 褐色脂肪細胞  |   vol.30 朝活のメリット
vol.31 アンチエイジング  |   vol.32 身体を冷やす食材・温める食材
vol.33 正しい歩き方と靴選び  |   vol.34 ストレートネック  |   vol.35 女性ホルモン
vol.36 月経前症候群(PMS)  |   vol.37 春バテ  |   vol.38 梅雨時期の美容対策
vol.39 骨盤のゆがみ  |   vol.40 貧血  |   vol.41 色素沈着
vol.42 季節の変わり目の疲れリセット法  |   vol.43 インフルエンザ対策
vol.44 GI値  |   vol.45 ビフィズス菌  |   vol.46 チョコレートの効果  |   vol.47 リンパ
vol.48 咀嚼  |   vol.49 BMI  |   vol.50 満腹中枢  |   vol.51 セロトニン  |   vol.52 デトックス

vol.52『肥満遺伝子』


皆さまの中にこんな方はいらっしゃいませんか?
「どんなに食べても全く太らない」、逆に「そんなに食べていないのに太りやすい(なかなか痩せない)」という方。
ご自身がそうでなくても周りの方からそのような話を聞くこともあると思います。
太りにくい、痩せにくいなどは、「遺伝子」に違いがある可能性があります。

実はほとんどの日本人が肥満遺伝子を持って生まれてきています。
基礎代謝の平均は、男性1500kcal、女性1200kcalといわれていますが、持っている遺伝子によって基礎代謝に差がでてきます。

1994年に「肥満遺伝子」が発見され、体内に大量の脂肪を蓄積する能力は遺伝することがわかってきました。
体型・代謝に関係する遺伝子は、現在約100種類近く確認されています。
そのなかでも、肥満関連の遺伝子は主に3つに分類されます。体型に影響の強いと推測される下記3因子は、自宅で気軽に検査が可能となっており、いくつかの遺伝子は簡単に検査できます。

■ 肥満遺伝子の特徴


●β3アドレナリン受容体遺伝子(β3AR)
・別名「倹約遺伝子」ともいいます
・日本人の約30〜40%が保有し、基礎代謝が1日200kcal低い
・お腹周りが太りやすい(りんご型体型)
・糖質の代謝が悪い
・糖尿病、高脂血症、脂肪肝に注意
・男性に多い
⇒糖分を代謝しにくいため、低炭水化物ダイエットが効果的

●アンカップリングプロテイン1遺伝子(UCP-1)
・別名「脱共役たんぱく質1」ともいいます
・日本人の約25%が保有し、基礎代謝が1日100kcal低い
・下半身が太りやすい(洋ナシ型体型)
・脂肪の代謝が悪い、痩せにくい
・がん、子宮系の病気に注意
・女性に多い
⇒脂質で太りやすいため、それらを控えるのが良い。運動をおこなって筋力アップをおこなう方が効果的

●β2アドレナリン受容体遺伝子(β2AR)
・痩せ体質の遺伝子(逆肥満遺伝子)
・日本人の約16%が保有し、基礎代謝が1日200kcal高い
・ほっそりしていて、筋肉がつきにくい
・一度太ると大変痩せにくい
・心臓病、低血圧などに注意

もし、肥満遺伝子を持っているとしても、痩せられないわけではありませんので、諦めることはないですよ。
肥満の原因は、遺伝が3割、生活習慣(環境)が7割と言われていますので、まずは生活習慣のゆがみを正すことがより大切です。生活習慣の改善でダイエットは十分に可能です。

また自律神経のバランスが崩れると、体内の脂肪の燃焼と貯蔵をコントロールしている交感神経の働きが低下し、脂肪が燃えて熱に変わる機能が落ち、痩せにくくなり、結果として肥満の原因になります。よってストレス発散などもダイエットには必要です。

自分の体質を知り、効果的にダイエットを行うことが一番です。遺伝だからと諦めず、食べ方の工夫など行ってみてください!

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リセルクリニック

リセルクリニック
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TEL 03-5789-7775 / FAX 03-5789-7776
【診療科目】内科・アレルギー科・皮膚科
【営業時間】AM10:00〜13:00 / PM15:00〜19:00
【休 診 日 】日曜日・祝日・第4土曜日
リセルクリニック院長
盛 隆之渋谷区広尾にあるセレブ御用達の『リセルクリニック』。
美容のエキスパートとして、身体の内側からケアをし、細胞を再生していくことで健康的な肌をつくることで、たくさんの女性から支持されているクリニックです。
そしてこの度、リフィートの顧問医師としてお迎えすることができました。
リセルクリニック盛院長からの『美容と健康』の情報をお届けいたします。

【経歴】
平成5年3月、東海大学医学部卒業
平成5年より3年間、胃腸科・一般外科を鍛練し、平成8年より一般的な皮膚科診療をはじめ、内科・アレルギー科と患者様に接している。